ごはんの話
こんにちはマリヤムです。
なんと今回は、短文なうえに写真がいっぱいになる予定です。よろしくお付き合いください。
なんの話をするかというと、ごはんの話です。巻き寿司が出た勢いで書きます。行事の話は延期します。
ここで食べたごはんのうち写真を撮ってあったものから適当にセレクトしました。ひと皿ものすごく侘しいのはたぶん朝食ですね。
アメリカ校の食事は微妙……と聞かされていたんですが、実際来てみたらなかなかおいしかったです。欧米の料理だけじゃなくて、アジアっぽい味付けの料理もおいしいです。寮の食堂であることを鑑みるとかなりポテンシャルは高いです。
ただ、短所を挙げるとすれば辛(から)さでしょうか。別になんでもかんでも辛いという訳ではないんですが、問題はこれ辛い?と聞いて辛くないと言われて取った料理も辛いことです。食堂のスタッフの舌、強すぎです。
でも本当にそれくらいしか不満はないです。野菜類とサラダ、パン何種類か、シリアルは常設なので、最悪の場合それらで凌げますしね。今のところそういう状況に陥ったことはありませんが。
あと、結構色々な国の料理も出ます。そういうときは、下の写真のような表示がついています。
あとは、こんな感じになっていたりとか。
国旗の下にはメニューの名前が書かれています。名前だけではなにがなんだか分からないことがほとんどなので、たいていは簡単な説明も併記してあります。トマトのシチュー、みたいな。
あとは、ベジタリアン・ヴィーガン向けメニューがあったり、豚肉が含まれているメニューは必ずそれを大きく示してあったりします。様々な宗教等の戒律に則って生活している人、アレルギーをもつ人などがみんな同じ食堂に通う訳ですから、色々な表示が出ています。この料理はスパイシーだよ!というサインもぜひ用意してほしいものです。
あとはもちろん、自炊ができるスペースも各寮にあります。また、お城の地下には少し大きいキッチンがあるため、各国や地域の人が集まって料理をしていることもあります。ジャパニーズディナーもそこで行いました!
ろくな写真がありませんでした。巻き寿司の具になりそうな錦糸卵などがなんとなーく机の上に見えるでしょうか。
そして今日は!食堂で巻き寿司が出ました!カリフォルニアロールと、ベジタリアン向けのやつです。
海苔と酢飯とわさびとガリ!感動しました。魚のフライ?からほんのりカレーの香りがしたりと、具は微妙でしたが、それでもなお日本の味でした。
巻き寿司は人気で、かなり人が並んでいました。それも日本人としてはやはり嬉しかったです。
あと、感動しすぎて写真を撮り忘れました。
まあ要するに、アメリカ校の食堂はなかなかいいよ、という話でした。おしまい。
この記事を書いている間にもまた中々時間が経ちました。下記は今までにあったことです↓
オリエンテーションハイク
ウェルカムディナー
UWC Day
European National Day Cultural Show
サウスウェストスタディーズ
盛りだくさんですね。忘れてしまわないうちにブログに書いておこうと思います。
できれば次の記事で全部まとめて書きたい。やればできると信じたいです。
それでは。
マリヤム
(2017/10/30)
ファティマです(1)
お久しぶりです。
とうとうカレッジに着いてから一カ月が過ぎました!!長いようで短く、あっという間に過ぎてしまって正直信じられません。来たばかりの時よりはマシな英語を話してると信じたいですがまだなかなかしんどい日々です。未だ自分の日本語での性格と英語での性格のずれにストレスを感じ悩まされていますが少しは改善したように思います。
この前友達と話していた時に「ファティマここに来た当初本当にシャイだったよね」と言われ、私、性格的にシャイになった自覚はあまりなかったんですが、やはり英語が話せなくて静かだと周りにはシャイだと思われるのだな、とおもって納得でした。まあ英語を話すとき、とても緊張して不安な気分になるのは確かなので実際シャイになっているのかもしれませんが(笑)
しかしこれを友達に言われたということは来た時より少しは喋れるようになったということだといいように解釈したので嬉しいです。
授業の方も、始まってから大分経ち、鬼のように宿題が出ているというわけではないのになぜかやることが多くて忙しいです。授業が始まる時間も実は前の学校より早かったりして朝に弱い私としては毎日がサバイバルですし、テストや授業中にやらされるプレゼンもぽつぽつ増えてきていよいよ学校が本格的に始まった気分です。
それではマリヤムにならって、私の取っている科目は、
Self-taught Japanese (SL)
EnglishB (SL)
Social Anthropology (HL)
→ディスカッションがメインの授業で宿題が割と多く辛い教科ではありますがクラスメイトがみんな活発で1番面白いクラスでもあります。
Biology (HL)
Math (HL)
→とりあえず問題自体を理解するところに時間がかかる上に、出てくる単語がなんなのかよくわからないことが多いので私にとってはなかなかハードなクラスです。
Design Technology (SL)
です。
クラスを変えるか迷っているので正直わかりませんが今の所このような感じです。
ちなみにExed(マリヤムが説明してくれた通り課外活動みたいなものです)は
Basketball
→週1、2回、みんな背が高く、迫力もすごくて敵いませんが楽しいです。
After-School Program
→週に1回、近くの町の子供たちがカレッジにきて一緒に料理をしたり外で遊んだりします。
African Chorus
→アフリカの歌を歌うコーラスです、雰囲気が和やかで楽しいですがそこそこ本格的です。
を取っています。我ながら自分の選択に割と満足しています。
ところでUWCdayやウェルカムセレモニーのような大きなイベントはもちろんのことここでは週末などに毎週のように小さなイベントがあります。
・寮対抗のオリエンテーション大会
・Storrie Lake(学校から15分ほどのところにある湖)に学校全体で遊びに行く
・ファーストイヤーvsセカンドイヤーのバスケットボールマッチ
→もちろんファーストイヤーが負けました( ͡ ͜ ͡ )今年のセカンドイヤーはとても強くて2年連勝した最初の学年だったみたいです
また、先週末にはバディーディナーがありました。
バディーとは基本的にセカンドイヤー1人とファーストイヤー1人のペアのことです。セカンドイヤーがファーストイヤーを選び(だいたいバディの組み合わせが確定するのはバディーディナーの2週間前ほどなのですが)、バディディナーの日までセカンドイヤーは自分が誰だか自分のバディのファーストイヤーにバレないようにしながらお菓子や手紙、たまにチャレンジを送ったりします。そして、ディナーの日に対面するという仕組みです。
楽しい行事がいっぱいで色々忘れそうになりますが勉強もしなくてはならないので本当に毎日が速く忙しく過ぎていきます。このままだと2年なんてあっという間な気がしてもう今からなんだかさみしいです
それではもうそろそろご飯の時間なので、この辺で終わりにしようと思います、宿題もしなければ!!
それでは、!
ファティマ(2017/9/26)
こういうことをしています。
こんにちはマリヤムです。
こちらに来てそろそろ1ヶ月が経とうとしています。今回は、私がどんな授業や課外活動を選んだのかについて書こうかなと思います。
その前に、まずシステムについての説明を少し。IBディプロマ取得のために何をしないといけないかというと、
Group1: studies in language and literature(第一言語)
Group2: language acquisition(第二言語)
Group3: individuals and societies(社会)
Group4: sciences(理科)
Group5: mathematics(数学)
Group6: the arts(芸術)
から一科目ずつ(芸術をとらずに他の教科からもう一科目とることもできます)履修すること
TOK(知の理論)を履修すること
Extended Essay(卒業論文のようなもの)を書くこと
CAS(creativity, activity, service)に参加すること
この条件を満たした上で、最終試験に合格すればIB資格を取得できます。
また、アメリカ校独自の課外活動システムとしてExedというものがあり、
この条件を全て満たす必要があります。書いて説明するのが面倒になってしまうくらいには意外といろいろなことをする必要があるみたいです。
さて、説明はここまでにして、本題に入ります。まずは私(マリヤム)から。
Self-taught Japanese (SL)
English B (SL)
Economics (HL)
→楽しいです。
Biology (HL)
→楽しいです。
Mathematics (HL)
→一番大変なクラス。みんなが何を言ってるのかさっぱり……とまでは言いませんが、かなりよくわかりません。プリントに載っている問題自体は解けるのですが。先生も早口なことで有名みたいです。
Visual Arts (SL)
→今のところ、好きな授業を聞かれたらアートと答えています。なにより、先生もクラスメイトも優しい。割と時間にゆとりがあるところも気に入っています。
授業はこのような感じにしたのですが……書いている途中で、レベルについて説明し忘れていたことに気付きました。
末尾にSLとつけてあるものはスタンダードレベル、HLとついているものはハイヤーレベルです。どちらのレベルも3科目ずつ履修する必要があり、進度だけでなく1週間のコマ数なども異なっています。
ですが、English BとVisual ArtsがHL用のコマ数になっていたり、逆にEconomicsはSL用だったりと、スケジュールの都合上少々トリッキーなことになっています。どうにかなるようですが。
正直なところ、授業の楽しさは中身より先生やクラスメイトとの相性にかかっているように思います。
Exedは、
Documentary Filming (art) / 月曜日
→その名の通り、ドキュメンタリーフィルムを撮ります。まだ導入の段階ですが、割と楽しいです。
Music Technology (art) / 火曜日
→楽器や声を録ったり、音楽を作ったりします。楽しくはありますが、元々アンオフィシャルに参加していることもあり、辞めるかもしれません……。楽しいけど、1時間半は長い。
Tech Lighting (campus service) / 水曜日
→イベント、といっても大きなものから毎週の集会までいろいろなところで照明を担当します。一年生が私1人(後から1人増えましたが)だったり、ミーティングの連絡が来なかったりと、なかなか今後が心配です。でも照明は好きなので頑張ります。
Yoga (wellness/fitness) / 金曜日
→運動はあまり好きではないのですが、条件を満たすため選びました。これが意外と楽しかった。金曜日の放課後、週末を目前に控えてのヨガ。1時間ひたすらヨガ。シュール。選んでよかったです。
2週間授業やExedを受けてみての感想なのですが、思ったほど忙しくないです。空き時間をいかに有効活用するかが大切なんだろうなとは思いますが……まあ、はい。
とはいえ1ヶ月近くここにいるので、たくさんイベントもありました。オリエンテーションハイク、マトリキュレーション、ウェルカムディナー、UWC dayなどなど。次はそれらについて書こうと思いますが、先に写真だけいくつか載せておきます。
上からオリエンテーションハイク/ウェルカムディナー/UWC dayです。少なくともこの3つのイベントについては次の投稿で書こうと思います。いや、その前にファティマが何かしら書いてくれるでしょう。乞うご期待。
それでは。
マリヤム(2017/09/25)
そもそも私たちがどこで何をしているかというと…
こんにちはマリヤムです。
ファティマがwilderness(アメリカ校独特のプログラム。登山とかをします)に行ってしまい暇なので、2度目の更新です。
私たちはいまArmand Hammer United World College of American West、通称uwc-usaという学校に通っています。UWCという共通の理念を持った学校のグループに属していて、アメリカの他にも
イギリス
カナダ
(スワジランド)
ドイツ
オランダ
インド
香港
中国
(日本)
(タイ)
(シンガポール)
イタリア
に学校があります。(括弧がついている国には、今のところ日本協会からは派遣されていません)
ちなみに共通の理念というのは
UWC (United World Colleges) is a global education movement that makes education a force to unite people, nations and cultures
for peace and a sustainable future.
というものです。教育から持続可能な平和を目指そう……みたいな感じだと解釈しています。多分そういう感じです。
オランダ、シンガポール、日本などいくつかの学校は通学生や下級生がいたりしますが、基本的にはどこも2年制かつ全寮制の学校です。上述したアメリカ校のwilderness programのように、各校はその立地やその国の文化に応じた特色を持っています。
生徒たちは学校で2年間勉強し、国際バカロレア資格(IB)の取得を目指します。
IBは、取得すればアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、フランス、ドイツ、中国……など、書ききれないくらい多くの国の大学への出願資格を得ることができます(一部、英語で履修した者のみ認めるといった条件がある国もあります)。もちろん日本の大学にも出願できます。なので、取得すれば高校卒業後の進路が一気に広がることになります。
履修する科目に規定があったり、CASという課外活動のようなものが必須だったりするのですが、今回はここまでにします。
IBの話が長くなってしまいましたが、UWCの魅力はやっぱり、その理念に基づいた国際色豊かな環境だと思います。例えばuwc-usaには、70か国以上に及ぶ国々から生徒が派遣されています(UWC日本協会HPより)。
UWCを卒業した先輩方の話を聞くに、大学やサマースクールなどでも中々UWC以上に多様な地域からの人々が集まるコミュニティはないようです。
要するに、貴重な体験ができるよということです。
ここまで書くのに随分と時間をかけてしまい、ファティマがwildernessに行ってきたどころか私もwildernessに行って帰ってきてしまいました。
この記事の最後に説明会のお知らせも載せておこうかと思っていましたが、多分関東地区の締切は今日ですね……。ですが関西地区の締切までにはまだ間があるのでURLを載せておきます。
http://www.keidanren.or.jp/announce/2017/0724.html
これを読んでいるあなたの周りに、こういうプログラムが好きそうな高校一年生以下の生徒がもしいたら、是非すすめてみてほしいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
2017/09/04(マリヤム)
ごあいさつ
どうもファティマです。
昨日ようやくキャンパスに到着しました、マリヤムとわたしは空港1時発のバスに乗る予定で12:45に空港に着いたらなんとバスに置いていかれて3時間半空港で待たされ4時にはキャンパスに着くはずだったところがなんと結局6時過ぎでした(笑)先生が空港でピザを5枚もオーダーしてくれたのでお腹は空かなかったにしろあの虚しさは忘れません。
バスの中では他の生徒の英語力に圧倒された時間を過ごし、キャンパスに着いたらルームメイトのセカンドイヤー(UWC2年目の人という意味)が温かく迎え入れてくれて感動しました、寮もいい感じでとてもいい日でした( ✌︎'ω')✌︎(寮の説明はマリヤムにまかせます)
今日からはオリエンテーションが始まりました
なかなかに忙しいです(内容は割愛、マリヤムが説明するかもしれません💖)、そして!乾燥が!ものすごい!!!唇も肌も喉も体全てが乾燥に負けていて非常に辛いです
なにより英弱のせいで日本語で話す時の半分も言いたいことを言えなかったり面白いジョークも言えないしコミュ力の低下が著しく明るく振る舞うのもなかなかしんどかったりするのでこれからがかなり不安です、が、ぐちぐち言っていても仕方ないのでバカポジティブに生きることにしました
カントリーメイトのマリヤムとの仲も深まってきたので2人で頑張りますさようなら
どうもマリヤムです。
ファティマと共同でこのブログを書いていくので、よろしくお願いします。
初日についてはファティマが書いてくれたので、バスから撮った荒涼としたニューメキシコの大地とピザの写真だけ載せておきます。ピザ美味しかったですよ。
私がいる寮にはchomolungma(=エヴェレスト)という名前がついていて、皆からはchumという愛称で親しまれています。アメリカ校のシンボルとも言えるお城から下っていって3分くらいのところにあります。
対して、ファティマのいる寮はAconcagua(通称:Acon)。こちらはお城の中、3階にあります。
アメリカ校の寮は男子寮が3つ、女子寮が3つで、全て世界の山岳の名前が付けられています。アメリカ校自体も山の上、標高約2000mのところに位置しています。高い。富士山の五合目と同じくらいの高さらしいです。
オリエンテーションについてですが、ファースト(UWC1年目の生徒、つまり私たちです)は4つのグループに分けられ、それぞれに動いているので、ファティマと私の2人共が全行程を終えてから書こうかなと思います。
また、確かにここは乾燥しています。すぐ目が赤くなってしまうので、目薬を持ってくればよかったです。
あとは寒いです。今は最低気温が11,2℃、最高気温が20℃台後半なのですが、風が吹かないからか日陰に入ると急に寒く感じます。
英語は分からなすぎて中々の危機に瀕していますが、まあなんとかなると思います。IB(国際バカロレア。説明は今度するかもしれません)を取得して帰ることができれば御の字です。
今日はここでおしまいにします。2人で2年間このブログを更新していくつもりなので、三日坊主にならないよう応援していただけると嬉しいです!
2017/08/24 (ファティマ・マリヤム)