UWC1年目を終えて(マライカ )
お久しぶりです、マライカ です。最後に投稿したのは昨年の10月、、、かなり時間が空いてしまいました。UWC受験生はもちろんの事、色んな人にUWCでの留学生活を知ってもらいたくて始めたのに、すいません。が、その分充実していました。
さて、卒業式が5月末にあり、2年生とお別れした後(泣きました、でもそれぞれが新しい道に進むのは喜ばしい事とも思います)、私達1年生は1週間Post-Grad weekというものをやりました。
そして、同級生の半分は帰国したのですが、希望者は、Wilderness(山岳活動)またはCEC(Constructive Engagement of Conflict)の14日間のトレーニングに参加することが出来、私は山岳活動の方に参加しました。
14日間山の中で友達と登山しました!!いや〜お風呂やお手洗がないんですこのプログラム。ストレスが溜まり、きつかったのですが、友達と過ごしたこの14日間はなかなかに濃厚でした。詳しいことはこのブログの後半に書きます。
UWCでの1年目もとうとう終わってしまいました(O_O)
いや〜早かった&濃かったです。という事で今回は私の1年で得た気づきを書かせてください。
1.世界は多様
UWCに行かなかったら知り合わなかっただろうな〜という出会いばかりです。例えば、ルームメイトのコンゴ人。明るくて面白くて、自分の芯を持っていて大好きです。この1年楽しい時も辛い時も彼女が側にいてくれた気がします。別れは寂しかったですが、大学でも頑張って欲しいです。
2.みんな違った良さがある
数学、物理では横に並ぶ者がいない中国人、いつも明るくて優しいコンゴ人とナイジェリア人、自己主張がはっきりできるアメリカ人、音楽が上手なサーフィーヤなど、本当に皆才能豊かです。初期に、皆の才能に圧倒された時もありましたが、皆それぞれ違った良さがある、だから、世界は協力すべきなのだ、と思うようになりました。自分の強さを認め、他人の強さも評価する、この姿勢を得たのは成長だなと感じます。
3.感謝
この1年間は楽しい事と辛い事の詰め合わせだったと思います。「純ジャパ」としてUWCに飛び込んだ私は、英語で上手く意思を伝えられず、先生や友人と上手くいかなかったり、失敗をしたり、日本の学校で求められる事と、UWCで求められる事の差に悩んだりしました。でも本当にたくさんのかけがえのない経験が出来たと思います。
そして、それは支えてくれる周りの人のおかげだと実感しました。日本の家族、辛い時と楽しい時を共有してきたルームメイトや友達、お世話になりまくっている先生、寮母さんや、清掃の人達、ホームシックになるのを防いでくれた日本人メンバー、日本で遊んで刺激をくれる日本の友達、UWCの先輩達、奨学金を支援してくださってる方々など。色んな人に支えられて生きてこられたんだなと思いました。
14日間のキャンプの時も、ネガティブな私を励ましてくれた同級生は木の後ろで泣く約束までしてくれました。結局泣きませんでしたが。笑。
ここまで導いてくれた人への感謝でいっぱいです。
最後に前回の更新から溜まりに溜まったイベント紹介を写真と共にします。
pc:Erica Lee
14日間のキャンプは、チームメイト(テキサス、ワシントン、ブルキナファソ、フランス、香港、メキシコ、ナイジェリア、エジプト、ドイツ出身)と本当に仲良くなることができました。ちなみにバックパックは23.5kgほどでした,,,! 言葉では表せないのですが、標高3000m越えの強い日差しの下、終わりの見えない倒木をみんなで励まして超えたり、時には先頭に立ったり、10日目以降は体が限界だったりと、一生忘れない思い出になりました。本当に。
卒業するの!?と思われそうなくらいのテンションで書いてしまいましたが、あと1年あの綺麗なモンテズマ城で世界中の友達と過ごせるのが本当に楽しみです。与えられた環境に感謝しながら、いよいよ高校最後の1年も頑張りたいと思います。
ではまた、