おお麗しきヌエボ・メヒコ

2017年度UWCアメリカ校派遣生マリヤムとファティマ、18年度派遣生マライカとサーフィヤ、19年度派遣生アディラによるブログです

そもそも私たちがどこで何をしているかというと…

こんにちはマリヤムです。

 

ファティマがwilderness(アメリカ校独特のプログラム。登山とかをします)に行ってしまい暇なので、2度目の更新です。

 

私たちはいまArmand Hammer United World College of American West、通称uwc-usaという学校に通っています。UWCという共通の理念を持った学校のグループに属していて、アメリカの他にも

イギリス

アルメニア

(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

カナダ

(スワジランド)

コスタリカ

ドイツ

ノルウェー

オランダ

インド

香港

中国

(日本)

(タイ)

(シンガポール)

イタリア

に学校があります。(括弧がついている国には、今のところ日本協会からは派遣されていません)

ちなみに共通の理念というのは

UWC (United World Colleges) is a global education movement that makes education a force to unite people, nations and cultures
for peace and a sustainable future.

というものです。教育から持続可能な平和を目指そう……みたいな感じだと解釈しています。多分そういう感じです。

 

オランダ、シンガポール、日本などいくつかの学校は通学生や下級生がいたりしますが、基本的にはどこも2年制かつ全寮制の学校です。上述したアメリカ校のwilderness programのように、各校はその立地やその国の文化に応じた特色を持っています。

 

生徒たちは学校で2年間勉強し、国際バカロレア資格(IB)の取得を目指します。

IBは、取得すればアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、フランス、ドイツ、中国……など、書ききれないくらい多くの国の大学への出願資格を得ることができます(一部、英語で履修した者のみ認めるといった条件がある国もあります)。もちろん日本の大学にも出願できます。なので、取得すれば高校卒業後の進路が一気に広がることになります。

履修する科目に規定があったり、CASという課外活動のようなものが必須だったりするのですが、今回はここまでにします。

 

IBの話が長くなってしまいましたが、UWCの魅力はやっぱり、その理念に基づいた国際色豊かな環境だと思います。例えばuwc-usaには、70か国以上に及ぶ国々から生徒が派遣されています(UWC日本協会HPより)。

UWCを卒業した先輩方の話を聞くに、大学やサマースクールなどでも中々UWC以上に多様な地域からの人々が集まるコミュニティはないようです。

要するに、貴重な体験ができるよということです。

 

 

ここまで書くのに随分と時間をかけてしまい、ファティマがwildernessに行ってきたどころか私もwildernessに行って帰ってきてしまいました。

この記事の最後に説明会のお知らせも載せておこうかと思っていましたが、多分関東地区の締切は今日ですね……。ですが関西地区の締切までにはまだ間があるのでURLを載せておきます。

http://www.keidanren.or.jp/announce/2017/0724.html

 

これを読んでいるあなたの周りに、こういうプログラムが好きそうな高校一年生以下の生徒がもしいたら、是非すすめてみてほしいです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

2017/09/04(マリヤム)